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『とっぱら~ざしきわらしのはなし~ 体験版』 レビュー 

【とっぱら ~ざしきわらしのはなし~】 体験版
とっぱら~ざしきわらしのはなし~


【ブランド】 キャラメルBOX いちご味
【原画】 アマクラ
【シナリオ】 南方かなか、他 
【ジャンル】 よーかい萌え癒しアドベンチャー
【発売日】 2008年9月26日予定
【所要時間】 約3時間

【備考】
OHPにて公開中

キャラメルBOX


■ ストーリー

「おはようございます」
朝。俺を起こしてくれたのは、母親でもなく、妹でもなく、幼馴染みでもなく、天使でもなく異世界からの使いでもない――
影女だった。

――影女?
話を聞くと、独り身の男の家に現れ、押しかけ女房よろしく世話を焼いてくれる妖怪らしい。
……いや、余計なお世話なんだが。

そう――俺は、妖怪にはうんざりしていた。なまじ見えるばっかりに、あんなことになったのだから……。
しかも、それで話は終わらなかった。
そんな俺の混乱が冷めやらぬうちに、疫病神まで現れやがった。
……よりにもよって、疫病神かよ。

俺は、ふつうの生活がしたいだけなのに……。
どうやら俺は、こいつらから逃れられない運命にあるらしい。
――やれやれ。


■ キャラクター
ヒロインはどのキャラクターも個性が強いです。
キャラクターの属性配分もよく、声優陣も鉄板ですね。

美影
個人的に気に入ったヒロインはこちらの「美影(みかげ)」ですね。
押しかけ女房キャラなのですが、非常に謙虚ながらもその中に見え隠れする配慮の数々・・・・、素晴らしかったです。
また、CV.はふーりんこと佐本二厘さん。
僕が今までプレイした作品のマリーや梓乃などとはまた違った雰囲気で、上品な声色でとてもいい仕事をしていたと思います。

伏線などもちらちら見えているので、いろいろと気になるところが多いので本編が楽しみです。
キャラ的に非常にツボだったので製品版にかなり期待しています。

その他のヒロインですが、登場はするもののまだ不明な点が多い上にシーンが短いのでまだなんとも言えない状態です。
ただ、この体験版の時点で「どういうキャラなのか」ということはしっかりと確認できるつくりになっていたので、現時点ではこれで満足といえば満足できますけどね。

CV.の方は先ほども述べたとおり、鉄板なので文句の付けようがありません。
特に今回のふーりんとあやかさんは個人的に最高でした。
また、金田まひるさんのロリキャラと青山ゆかりさんも注目したいところ。


あと、気になった点としては男性キャラクターのボイスについて。
この体験版の時点ではボイス無しだったんですが、製品版には入るんでしょうかね・・・?
欲を言えば製品版には是非欲しいところです。

最後に1つ。
この作品のキーパーソンと思われる座敷わらしのミドリなのですが、まだ家出した明確な理由や、主人公の夢に出てくるなどの伏線から察するに、まだひと山ありそうな感じです。
CV.は未公開になっていますが、プレイした感じ佐本二厘さんと見て間違いないかと。
そのことから推測するに、美影となんらかの関係があるのは間違いないかと思われます。



■ シナリオ・テキスト
テキストの文体はテンポが良く、読みやすいのでサクッとプレイできます。
全体的に和やかな雰囲気が漂って、“癒し”というテーマにおいては合格点です。
ただ、日常シーンがひたすら冗長に進んでいく感じだった印象は少し払拭しがたいかも・・・。

構成としては、少し脈絡に欠ける感じ。
美影が登場するシーンにしても、本当に唐突でイマイチ盛り上がりに欠けるので少し物足りない印象を受けました。
また、このゲームの選択システム(下記参照)により、主人公とヒロインの掛け合いは十分なのですが、ヒロイン同士の掛け合いが見られそうも無いのが残念です。
この体験版の時点では、その手のシーンが皆無だったので製品場にも期待できそうも無いのが結論です(苦笑
個人的には美影が他のヒロインと言い争うシーンみたいなのが欲しいところなんですが(笑

最後に1つ。主人公について。
体験版の時点では、辛い出来事が度重なっているのはわかっているんですが、少し拗ねすぎじゃないか、と思いました。
何に対しても冷めていて、プレイ中には多少イライラしましたし(汗

しかし体験版終了時では主人公が過去のしがらみを吹っ切って、前進していこうとする場面で終わったので、本編にも期待できそうです。
「これから面白くなりそう」ってところだったので残念でしたが(苦笑



■ グラフィック
アマクラさんの絵も非常に綺麗で可愛く、塗りも丁寧なのでグラフィック面は文句なしです。
今のところは、作画が不安定だとかそういった不安要素は無さそうなので、安心して製品版にも期待できそうですね♪



■ サウンド
作風にあったゆったりとした印象の曲が多めです。
これといって特筆した曲はありませんでしたが、雰囲気はすごく良かったと思います。



■ 演出・システム
とっぱら マップ

ゲームの進行の流れはか、共通→マップ選択→小話→共通 と、いった感じ。
マップ画面ではしっかりアイコン表示されているので、ゲームの難易度は易しいかと思われます。
ちなみにテキスト中にも選択肢は表示されます。

演出面ではそれほど際立ったものはなかったかと思われます。
強いてあげるならたびたび背景に小さな妖怪が見え隠れするところでしょうか?
現段階ではどういうものかサッパリなので、判断に困りますけどね(苦笑

システム面ではこれといって特筆した面もありませんが、水準には間違いなく達しているため快適にプレイできるかと。
スキップも俊足だったので扱いやすかったです。

1つ気になるところとしては日付が変わるときに表示されるエフェクトをスキップできたらなぁ・・・・と。



■ 総評
面白かったです。
絵も綺麗ですし、キャラ・声ともにツボにハマッたので個人的には期待できそうです。
作品の流れも、好転しそうな場面で終わったために続きが気になりましたし(苦笑
ただ、現時点では少し淡白で山場に欠けるという点は少し残念かも・・・。

しかし、この体験版の時点では、「これって恋に発展するのか・・・?」みたいな場面ばかりだったので本編が今から楽しみになってきました♪
とりあえず製品版にも期待できそうなので購入確定、ということで〆とさせていただきます。






↑↑少しでも参考になったのならクリックよろしくお願いします。



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[ 2008/08/23 23:59 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(3)

【ワンダリング・リペア!】 レビュー 

【ワンダリング・リペア!】
ワンダリング・リペア!

【ブランド】 Escu:de 
【原画】 羊村紗紀   
【シナリオ】 わさび
【ジャンル】 思い出組み立てADV
【発売日】 2008年1月25日

【備考】
壁紙・体験版などはOHPでDL可能

OP主題歌:『HAPPY xx TIME』 歌:神代あみ
ED主題歌:『最初の一歩』 歌:中山マミ


脳内彼女


■ Story~ストーリー~
年頃ゆえの反発心から家を飛び出し、亡き祖父が営んでいた時計店に住み込んでいる主人公『槙島萩介』。
自分も将来は時計屋になりたいと思いながらも、まだ先のこととのんびり構え、平穏かつ退屈なぬるま湯の日々を送っている。
ところがある日の夜深く、小さな女の子が店へとやって来たことから事態は一変する。
「この時計を修理して」
と必死で訴えてくる女の子の頼みを断りきれず、祖父の見よう見まねで渡された懐中時計をいじる萩介。
その時計を身につけた女の子は突然、萩介と同年代の少女に大変身!
どうやら萩介が中途半端にいじったことが原因で、少女の時間が狂ってしまったらしい。
時間を固定するためには、二人で作った“楽しい記憶”が結晶化した歯車を使い、時計を完全に修理しなければならない。
こうして萩介は、アミリと名乗る不思議な少女と思い出作りに励むことになる。
果たして、見た目の年齢がコロコロ変わる少女の正体は!?
また、時を同じくして周囲で起こりはじめる“時間”に関する事件との関連は!?



■ キャラクター  83点
アミリ
・アミリアス CV.まきいずみ

肌身離さず持っている時計を主人公がいじったせいで、外見年齢がコロコロ変化するようになる。
明朗快活で楽天的、どんなことにでも首を突っ込みたがる元気のありあまった女の子。
時間の異常を修繕できる不思議な力を持っている。

【ミドル】
この形態が本来の姿のアミリ。性格自体に変わりはないが、本音を胸中に隠したり、自分に向けられた言葉を素直に受け止められなかったりといった面が出てくる。
主人公と大体同年齢の形態ということもあり、接し方もクラスメイトの女の子のように対等でくだけたものになる。

【リトル】
小さくなったときの姿。
この形態のときが最も感情の露出が激しく、思ったままのことをすぐに口にする。
また自己中心的な面が肥大化しわがままな態度をとりやすくなり、かまってほしがって甘えてくることも。
子ども扱いされることを極度に嫌う。

【ラージ】
時間が進み、大人になったときの姿。
分別と思慮深さが身につき、精神的に余裕を持った雰囲気を漂わせる。
とはいっても持ち前の性分が変わるわけではないので、やっぱりいろんなことに首を突っ込んでいく。
見た目が萩介より大人なことに気を良くし、子ども扱いやお色気攻撃などでからかってきたりするようになる。


まずは3段変身という発想に拍手です。
どの形態もそれぞれの魅力が出ていて非常に好感触。
それでいて、形態ごとに微妙に性格の違いがあるなか、根本はやっぱりどれも同じアミリなんだということを感じさせられました。
ただ、そのことがこの作品の根本的な欠点に繋がってしまったのも残念でした。
このことはとりあえず下記の【シナリオ】で。

この作品のメインということだけあって場面の多さも随一。
まきいずみさん本人からしても相当な量のテキストだったようですね。
そして、やはり一番特筆すべきはCV.のまきいずみさんでしょう。
形態ごとに上手く使い分けた声色は見事でした。
流石ベテランですね。
これが下手だったり、全部同じに聴こえてしまっては作品自体が台無しですが、どの形態も年相応な使い分けができていてとても良かったです。



ゆずな
・鹿神 ゆずな(かがみ ゆずな) CV.松田理沙

主人公を憎からず思っている幼なじみ。
ギャルゲーを手本に家庭的で温和な理想の幼なじみになろうとしているが、豪快で大雑把な気性がすぐ表に出るためことごとく失敗している。

ぶっちゃけこの娘狙いでこのゲーム買いました(笑)
すぐ手が出たりしますが、主人公に対して恥らう姿は非常に可愛かったです。
そして、やっぱり『ギャルゲーを手本』という点でしょうか・・・・。
朝起こしに来たり、朝ごはんを作ったりするものの、地がどうしても見え隠れするあたりが非常に微笑ましかったです。
後半のイチャラブな展開も楽しかったですが、母親云々は少しやりすぎ感も・・・
極めつけは3Pの濡れ場ですかね?ここは本当にやりすぎかなぁ・・・と(苦笑
CV.は松田理沙さん。
松田理沙は個人的にかなり好きな声優さんなので、非常に良かったですね。
大人しめなキャラのイメージが強いですが、こういった強気なキャラもなかなかでした。
そういえば設子さんも演じていらっしゃのでわかる気も済ますけどね。


ワスレナ
・ワスレナ・ミーナット CV.秋月まい

不慮の事故で異世界から転がり込んできた少女。
占いや呪い、降霊術など物騒な特技を持っている。
引っ込み思案で常におどおどしているが、日だまりのように温かな心の持ち主。

大人しいキャラにも関わらず、天然でぶっ飛ぶヒロインです(笑)
また、元居た世界での生活から、見た目よりサバイバルに強かったりと結構なギャップがあります。
ゲーム内ではこの異世界から来たという設定を十分に活かして、イベントが起こっていくのでこの点はなかな評価にあたいしますね。
CV.の秋月まいさんは今回初めてとなりますが、キャラの雰囲気にあった大人しいくて可愛らしい感じでピッタリでした。


・その他サブキャラ
全体的に非常にレベルは高いですね。
まずは、主人公の友人2人。
この作品の一番のギャグ要員です。
このコンビには作中なんども笑わせてもらいました。

あとはジョニーさんでしょうか。
この方は出番は少ないながらも、非常にカッコよかったですね。
ジョニーさんの勇姿は必見です。

その他のキャラクターも非常に魅力的した。
サブの女性キャラなんかは攻略したいなぁ・・・、と思えるのがほとんどでしたし(苦笑
CV.も僕的に非常にツボで良かったです。


・槙島 萩介(まきしま しゅうすけ)
本作の主人公。これといって目立つところのない一般的な学生。
将来の夢は持っているものの、それを叶えるために行動したりはしない現代っ子。
普段は控えめだが、面白そうなことに首を突っ込むくらいの積極性は持っている。
悪態や軽口を口にしたりもするが、後で罪悪感を抱いたりする善にも悪にもなれない性質。
そのせいで理不尽なものを感じつつも、アミリを見捨てられず面倒をみることになる。

基本的に受身ばかりでダメダメな印象が強かったです。
作中では主につっこみ要員。
この手のゲームにはありがちな典型的な主人公で、行動力に欠け、イライラとまではいかないものの、どうにも煮え切らない感じが拭えませんでした。


【総合】
全体的にやはり個性が強い印象がありますね。
どのキャラクターも設定を活かしたものになっていると思います。
そして、やはりCV.が個人的にGOOD。
まきいずみさんはもう何も語らずとも、恋楯で好きになった松田理沙さんと如月葵さんの両者が素敵過ぎました。


■ シナリオ・テキスト  80点
総合的なテキスト量はかなりのものでした。
この件についてはこの作品のシステム(下記参照)からすれば当然のことかと思いますけどね(苦笑
歯車イベントに相当なテキストを要しているため個別に入ってからはすぐに終わってしまった感は払拭できなかったです。

日常シーン・歯車回収モードのテキストは基本的にコメディチックで、パロディ等ほとんど頼らず、純粋なテキストのみで笑いを取ってくれたのは非常に良かったです。

共通ルートではそれなりに伏線等も存在しました。
まぁ、明らかに先読みできるような内容でなかったので1周目は楽しくプレイできるのですが、1周目、即ちどのルートでもだいたいの伏線は回収できてしまうので2周は少し楽しみが半減するかも。

やっぱり残念だったのがメインヒロインであるアミリルートでしょうか。
1周目はそれなりに楽しくプレイできるのですが、アミリのどの形態も結局は展開が同じであるため、かなりの苦痛になりました。
やっぱり大元の原因はアミリの性格の根本が変わらないという点でしょう。
そのためにどうしても同じ展開にせざるなかったという印象が強いです。
このことの結論を言ってしまうと、要するに“アミリの3段変化”というこの作品においてもっとも重要な主題を、下記に書いた濡れ場や萌え路線だけに引っ張ってしまってシナリオにほとんど影響力がなかった、ということが言えるでしょう。
これは今作にもっとも致命的な点かと。

また、どのルートも山場には微妙に欠けるものの、それなりに水準には達していただけにアミリルートにどうしても違った展開を求めてしまうのでそこが残念でならなかったです。


濡れ場に関しては、全体的に尺が短いという印象が強かったですね。
その分アメリは歯車イベントが存在するため非常にシーン数が多く、シチュエーションも豊富なのですが、他キャラのシーン数が少ないためバランスが取れていなかったですね。


■ グラフィック 87点
どのヒロインも非常に可愛いくて、衣装のデザインも良かったです。
塗りもしっかりとして非常に綺麗でした。
グラフィック面に関しては申し分の無い出来でした。
ただ、欲を言えばもう少し立ち絵のバリエーションが欲しかったかも。



■ サウンド 75点
良くも悪くも平々凡々。
BGMもこれといって特筆するものがなく、雰囲気にあってる程度の印象で終わってしまうものばかりでした。
まぁ、雰囲気を壊すようなものは存在しなかったので良かったですね。
主題歌の『HAPPPY xx TIME』は雰囲気が良くて、なかなかの曲なので個人的には割りとオススメです。




■ システム 83点
エスクードの過去作品をやったことがないどころか、そもそもこんな感じの特殊なシステムの作品をプレイするのが初めてなのですが、この歯車を精製してして行くシステムはゲーム性に富んで面白かったです。
ただ、それも2周目あたりまでは難なくこなせた物の、3週目以降は微妙に苦痛に感じてしまいました。
また、この手のシステムを持ったゲームが初めてなためか、非常に難しく感じてしまったりもしました。
話題を入手するにしても、条件がシビアすぎるため、入手に漕ぎつくのも大変でしたし、メモリーを完成させるにしても、期間が限定されていることから不足してノーマルEND・BADEND止まりすることも度々ありました。
最終的にフルコンプするためには、攻略サイトがなければ無理でしたし(汗

僕にとって初めてのゲーム性のある作品なんで、四苦八苦しながらもとても楽しめたと思います。

その他の身の回りのシステムについては、特に支障なくプレイができ、非常に快適でした。
特にゲームシステムから、同じテキストを何回も読むことになるので、スキップが俊敏だったのは楽でよかったです。


■ 総合 82点
全体的な完成度は高かったのですが、もう一押し欲しかった惜しい作品でした。
システムに凝っている分シナリオが多少疎かに成りがちだったのが残念でしたね。
その分、システムに方は何度も繰り返すと苦痛な作業ゲーに成り下がってしまいはしたものの、初回・2度目は純粋楽しめました。
総合的に良作には今1歩といったところですね。
普通のADVにマンネリ化してる人は気分転換にやってみてもいいかもです。





↑↑参考になったかどうか解りませんが、よろしかったらお願いします。

[ 2008/08/11 23:30 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(7)

【遥かに仰ぎ、麗しの】 レビュー 

【遥かに仰ぎ、麗しの】
かにしの


【ブランド】 PULLTOP
【原画】 藤原々々
【SD原画】 仁之丞
【シナリオ】 健速/丸谷秀人
【ジャンル】 AVG
【発売日】 2006年11月24日

【備考】
・システムボイス・体験版・主題歌(short ver.)などはOHPでDL可能
・プロローグの選択肢で本校ルートと分校ルートに分岐
・シナリオ分担は 本校/健速 分校/丸谷秀人
・攻略可能ルートは計6本






■ Story~ストーリー~
大学を卒業して教員免許を取ったものの、
教鞭をとる就職先が決まっていなかった主人公、滝沢司(たきざわつかさ)に、
上流階級の息女―お嬢様のみが通うことで音に聞こえた、
『凰華女学院(おうかじょがくいん)』から誘いが来る。
一も二も無く、その誘いに飛びついた司だったが、
指定された学院の所在地は、
案内状に書かれた『自然に囲まれ風光明媚な』という言葉に偽りこそないものの、
周囲に民家の一軒すら見当たらない半島の果てだった。

日に数本しか通らないようなバス停で降り、半信半疑のまま歩き続けること数十分。
突然視界が開け、何とも時代錯誤な西洋風の広大なお屋敷が姿を現す。
その建物に負けず劣らず、大袈裟な装飾を施された門の柱には、
そこが目指す場所であることを証明するかのように、『凰華女学院』の文字が刻まれていた。





やがて知らされる、真実の数々。



――ここは学院の『分校』として運営されていること。

――やんごとなき方々のお家事情などにより、
   一般社会から隔離された少女たちのみが在籍していること。



何もかもが初耳な話ばかりだったが、全ては後の祭り。

こうして、世間から忘れ去られたような僻地に建つ女学院を舞台に、
一風変わったお嬢様たちのお相手を務める、司の教師生活が幕を開けた。


■ キャラクター  90点

みやび
・風祭 みやび(かざまつり みやび) CV.北都南

単純・短気・短絡的の三冠王。学院を創設した風祭家の出身。
その言動は一見ワガママに映るが、本人は理事長代理の義務を果たそうと必死。
猫かぶりが得意でエレガントに振舞っているが、
ちょっとしたトラブルに直面すると、すぐに化けの皮がはがれてしまう。
一族の期待に応えようとする余り、少々ルールにうるさい。

愛すべきこの作品の本校ルートのメインヒロインです。
通称みやびー。
とにもかくにも可愛すぎでした。
司に向きになって反抗する姿も見ていて楽しかったですし、特に物語中盤で、司に甘え出すあたりからはもう悶絶ものでした(笑)
内にはいろいろと秘めてたりしますが、それに向かってひたむきに頑張る姿は本当に微笑ましかったです。
そして、少しずつ周囲との距離を縮め、理事長としても1人の人間としても成長していく姿はすごく印象に残りました。
CV.の方も北都さんということで鉄板ですね。
演技の方は申し分なかったです。
個別ルートとしてもやはりみやびルートが個人的にダントツで面白かったですし、プレイしている心が温かくなりました。
このルートのみ登場する由もイイヤツで好感触。
あとは主人公の存在感でしょうか。
本当に頼れる奴ですね。偽悪者とまでは云いませんが、自ら嫌われるようなことをしてまでみやびを助けようとする姿には胸を躍らせながらすらすらと読み進められましたし、司を軸として学園全体が変わっていく様子は本当に楽しかったです。
こういう主人公は個人的にガチなので、ものすごく自分にマッチしていました。

まぁ、最後はやっぱり みやびちゃんぷりちー♪ ってことで



殿子
・鷹月 殿子(たかつき とのこ) CV.遠山枝里子

非常に大人びており、
暴走するみやびを不機嫌にさせずに止められる数少ない人間の内の1人。
1つの事に囚われない、自由で大らかな性格。
ただし大らかすぎてなにを考えているのか解りにくく、
また、1つの事に捕らわれなさ過ぎてすぐにフラフラとどこかへ行ってしまうのが難点。
しばしば、学院南端にある高台から海を眺めている姿が目撃される。

ということで、人気投票No.1のヒロインですね。
通称殿ちん。
当然僕も大好きです。主人公との掛け合いは本当に見ていて楽しかったです。
個別ルートでは単純に云ってしまえば、飛行機を作っているだけなんですが、その行為そのものに個別シナリオそのものの本質が備わっているため満足のいくものだったと思います。
最初は主人公が1人で始めたことが、最終的には学院中のいろんな人々によって支えられていくという、心の輪の広がり方も非常によかったです。
こちらも個人的には申し分なかったです。
CV.は遠山さんということで初プレイになるわけですが、あと淡々としゃべっていく感じはなんとも言えなかったです。
たまに本当に強い感情が籠もるときの破壊力は抜群。
と、いうか司と呼ばれるだけでもかなりきました(笑)


梓乃
・八乙女 梓乃(やおとめ しの) CV.佐本 二厘

おしとやかな大和撫子。しかし極度の対人恐怖症。
いつもおどおどと何かに怯えており、唯一心を許した殿子の影に隠れている。
自分から決断する事は少なく、常に周囲に流される。
だからこそ周囲の急激な変化を恐れ、安定した現状に閉塞したいと願っている。
また、場慣れしていないため非常にドジで不器用。

梓乃に関しては、こちらもまた相当面白かったです。
通称しのしの。
最初は殿子を司に取られたという、恨みから行動に出るわけなのですが、司を追い出そうという動きがどれもこれも微笑ましくて薄ら笑いを浮かべてしまいました。
また、重ねる失敗ごとに梓乃をしっかりと助けている司は流石でした。
多少強姦されかかったりだとか不快なシーンもありますが、司が颯爽と救出してくれるのでそんな気分を霧散してくれます。
というか坂水は死んでください(笑)
こういった行動から、少しずつ司に惹かれて行くという心理描写も解り易くて、非常にスッキリとしたものでした。
また、物語が進むに連れて梓乃がしっかりと成長していく姿も非常に好感触でした。
特に梓乃の祖父に交際を宣言するシーンは本気でグッときました。
ただ、あのHシーンはいろいろと衝撃的でしたが(苦笑

CV.のふーりんは雰囲気が非常にマッチしていて良いチョイスだったと思います。
おどおどした感じがものすごく上手かったです。


栖香
・仁礼 栖香(にれ すみか) CV.井村屋ほのか

頭脳明晰な上に運動神経にも優れ、文武両道を地で行く優等生。
自分の感情をあまり表に出そうとしないため、クールな印象を与えることが多い。
超が付くほど生真面目かつ几帳面な性格であり、融通がきかないため、
影では『委員長』や『寮の標準時』といったあだ名を付けられているが、
分校系の学院生たちからは何かと頼りにされる存在。

通称すみすみ。
こちらはいろいろと衝撃が強かったです(苦笑
普段は生真面目で、本当にただの堅物な訳ですが、思い込みも激しく感情的であるため、早とちりする場面もちらほら。
素直になっている場面のかわいさはかなりのものですが、何より印象が強いのが尻穴奴隷の一軒でしょうかね。。。やっぱり
なんというかあのシーンは本当にいろんな意味でガツンと来ました。
全体的としては個人的には微妙なところ・・・
栖香自身がやはり少し思いこみが激しいので、もう少しやわらかくてもいいかなぁとは思いました。
CV.の井村屋さんは流石ってところでしょうか。
ここまで見事に真面目っ子を演じきってくれましたね。
デレの部分もかわいくて良かったです。

本校ルートではほとんど出番がなかったのでもう少し活躍して欲しかったです。



美綺
・相沢 美綺(あいざわ みさき) CV.安玖深音

屈託のない笑顔の似合う、天真爛漫な元気娘。
その明るく自由奔放に振舞う姿は、
世間一般で言うところの『お嬢様』とは大きくかけ離れた印象を抱かせる。
好奇心の赴くままに行動するトラブルメーカーだが、
誰に対しても分け隔てなく接するため、本校系の学院生にも友達が多い。
情報通を自称しており、学院内のありとあらゆる噂に精通しているとうそぶいている。

通称みさきち。
CV.は安玖深音さん。
もう文句なしですね。大好きですから。
無神経などとよく言われますが、本当は誰よりも他人のことを考えている優しい心の持ち主でした。
また、イベントの主催をよく担当しているため、どのルートでも均一に出番が多く、ある意味一番目立つキャラかも。
他ルートでもそれなりに重要なポジションについたりもしていることから、やっぱりライター側が動かしやすかったのかな?という印象を持ちました。
あとは美綺の家族ですね。お父さんもかなりのキャラですが、最も気に入ってるのはワンボバンボ・ウンベルベ・フンガでしょうか。
カタコトの日本語はさることながら設定が最高ですね。
ってかタマデルリンガ共和国て(笑)
主人公と結ばれてからはひたすらエロエロなキャラクターでびっくりしたりもしました。
あと、一番感じたのは立ち絵と一枚絵の違いですね。
立ち絵と比較して一枚絵の方が数倍可愛く感じました(笑)


邑那
・榛葉邑那(はしば ゆうな) CV.風華


物静かで穏やかな性格を思わせる、眼鏡の奥の優しげな微笑がトレードマーク。
常に控えめで目立つことを好まず、自分の意見を主張することは少ない。
基本的に物事を静観するタイプだがさりげなく思慮深い一言を投げかけることもあり、
落ち着いた雰囲気の中に、どこか芯の強さを伺わせる一面を持つ。
学院内の一角にある温室の主であり、そこで珍しい品種のチューリップなどを育てている。

CV.は風華さん。
落ち着いた雰囲気がピッタリでした。
この方にはいろいろ秘密があるのですが、酷くネタバレになるのでここでは割愛。
というかこの方はあまり多く語ることができないんですよね・・・ほとんどネタバレという酷い事態に陥るので(苦笑
個別ルートは本当に"超展開"という言葉がしっくりくる出来だったと思います。
超展開と云ってもAUGUSTはまた違った感じなのですが(笑)
一言で云えば凰華女学院分校ダークサイドって言葉がピッタリかもしれません。
いろいろと鬱展開が多い印象が強かったです。
分校の中では一番面白かったのですが、何を隠そう自分自身がメガネっ娘が苦手なのでどうにも・・・



リーダさん
・リーダ CV.天川みるく

ロシア生まれのメイドさん。愛称はリーダ。
学院を創設した風祭家に代々仕えていた執事の家系。
穏やかで物静かな性格。しかし怒るととても怖い。
家事全般のプロであり、礼儀作法なども完璧にマスターしている。
主人公やヒロインたちの世話を一手に引き受けており、
学院内の誰に対しても敬語で話す。
また、理事長代理という立場にあるみやびの、お目付役と教育係を兼ねている。

今作品の個人的最萌キャラ。
CV.の天川さんはまったく知らない方なのですが、リーダさんは最高すぎました。
若奥様なリーダさんにはとにかく悶絶させられっぱなしで、本気で攻略ルートが欲しかったです(笑)
とにかくだれよりもみやびを思い、助けてあげたいというひたむきな思いには心を打たれました。
主人公をマイロードを呼ぶとか反則ですね。あそこは本気で萌えました。
実は本気で濡れ場を期待してたりしましたが、番外ノベルで我慢しておきます(苦笑

とりあえずリーダさん最高です。


・その他サブキャラ
こちらもかなり良い味が出ています。
まずは鏡花。通称きょうちん。青山ボイスってところも重要ですし、何より今作で一番オーソドックスなお嬢さまってとことでしょうか(笑)
主人公にあきらかに気があるところも譲れないですね。
というかこちらも個別欲しかったです。

次は奏ですね。通称かなっぺ。
あやかさん演技上手すぎです。あの単語を繰り返す微妙な口癖も好きですし、何より暁ちんLOVEなところが最高です。
これはこれでかなり萌えますね。
あとはみさきとの友情も清々しくて、個人的にこのコンビはかなり好きです。

そして、燕玲さん。
表面上は悪人ってことになってますが、萌えた。
ネタバレになるので割愛。

最後は暁さん。通称暁ちん。
ぶっちゃけた話かなり良い人。
理解力に優れて信頼もある司の先輩教師。
ここぞというときに主人公を助けたりするかなり出来た人です。


・その他モブキャラ
立ち絵すら存在しないのにかなり個性が出ていてゲームを盛り上げてくれますね。
意外に細かい設定とかも練られてい、正直立ち絵は居るでしょ・・・・というようなキャラばかり。
何よりキャストがモブとは思えないほど豪華です。
まきいずみ・茶谷やすらさんetc・・・と僕が好きな声優さんが多くて、驚きました。
個人的なお気に入りは高松姉妹と弥生です。
やんや、やんやーはかなりツボにはまりました(笑)
弥生のバカっぷりも個人的にミラクルヒット。
こちらも本当に重要で何より良いキャラなので、立ち絵がないのが本当に勿体無かったです。


・滝沢 司(たきざわ つかさ)
本作品の主人公。
今までプレイした中でも1,2を争うほど好感を持てた主人公です。
本校ルートでは非常に理解力があり、行動的で困ってる人を放っておけず、非常に読んでいてワクワクしました。
特にみやびルートでは先ほど述べたとおり最高でした。
他ルートでもその人徳は一様で非常に好感が持てて、文句なしでした。

一方分校ルートでは弱冠ヘタレとまでは行きませんが、劣化気味な印象が強かったですね。
どちらかといえば性欲魔人でした(笑)
ただ、こちらもちゃんと好青年ですので、そのあたりはカン違いしないでください。

また、分校と本校で微妙に設定が異なります。
そのあたりは物語の本筋にも関わることなので、深くは言及しないことに。


【総合】
全体を通して個性豊かです。
時々皆お嬢さまなんだということを忘れてしまうくらいに、破天荒で愉快なキャラクターたちでした。
キャストも鉄板といったところです。
どのキャラクターもイメージにピッタリで文句なしです。
少し残念なのが、魅力的なサブキャラが攻略対象でないという点です。
ここは本当に残念でしかたなかったです。
あとはやっぱりモブキャラでしょうか。やっぱり個性が強くてどのキャラクターも良かっただけに立ち絵が非常に欲しかったです。


■ シナリオ  95点
テキスト量はかなりのものでしたが、すぐに夢中になってしまったため、あっさりと終わらせることが出来ました。
やはり大きかったのは、本校ルートと分校ルートでまったくと云ってよいほど違う展開になることですね。
感覚としては違うゲームを遊んでいるといっても過言ではないかと。

と、いうことでシナリオに関しては本校と分校で分けていきたいと思います。


本校ルート
とにかく主人公が魅せてくれました。
このあたりに関しては先ほど述べたのでここでは割愛。

全体としては、人と人との絆みたいなものについて考えされるシナリオだったと思います。
特にみやびルートでは、なんというか冷え切った心がぽかぽかとするような感覚で、忘れていた何かを思い出させてくれました。

また、本校ルートのみヒロイン視点の心理描写があり、これがまた非常に丁寧でした。
ヒロインの心情の変化がしっかりと表現されて、主人公に引かれていく過程がしっかりと描かれていました。
これによってより心に響く出来になっていったと思われます。


分校ルート
こちらのシナリオでは主に家柄だとか身分などの現代社会によるものが大きな主題として挙げられます。
そのためか本校ルートよりややドロドロした感じが強い印象がありますね。
また、濡れ場の数も本校と比較するとかなりの数がある上に、描写が数段こちらの方がえちぃです(笑)
特にすみすみの尻穴奴隷はいろいろと衝撃が・・・・

あと1つ気になった点。
栖香ルートでは最も重要な問題とされていた事件が、美綺ルートではただの通過点に過ぎずあっさりと解決してしまりしていたので、その重みの差はもう少しどうにかならないのか不安に思ったりもしました。



【総合】
全体を通して、満足のいくものだったと思います。
キャラクター通しの掛け合いは非常に秀逸で、それこそ最初から最後まで飽きずにプレイできましたし、何より見せるという面では非常に上手かったかと思います。
物語のテンポも非常に良いので嵌まればフルコンプまであっという間でした。
全体を通してどのキャラクターも個性を十分に出して、活き活きと描かれているので感情移入もしやすい仕上がりとなっていました。



■ グラフィック 85点
繊細なタッチで非常に巧い絵だったと思います。
また、とにかく塗りが非常に美麗。
一枚絵の完成度は非常に高いです。
この点に関しては文句なしですね。
ただ、一枚絵と比較して、どうも立ち絵が少し荒い印象が強かったです。
根本的なことを云ってしまえば、どのキャラも立ち絵より一枚絵の方が遥かに可愛く見えるってところでしょうか。

あとは費用的な問題かもしれませんが、やはりモブキャラたちに立ち絵が無かったのが痛いですね。
双子とか香奈、弥生など魅力的なキャラがたくさん居たにも関わらず、音声だけというのはどうにも味気なかったです。
あとはテキスト量と比較してどうにもCGの枚数が少ない気がしてならないです。
ここは一枚絵が居るだろ・・・と思ったところで無かったりしたのが非常に残念でした。
特にみやびーとリーダさんを司が膝枕するシーンは是非欲しかったです(笑)



■ サウンド 90点
主題歌の『風のRhythm』は落ち着いた雰囲気でこの作品の世界観にピッタリでした。
また、BGMは非常に秀逸ですね。
個人的に気に入っているのは『理事長ご機嫌如何』『ゆりかご』『夜明けを運ぶ風』の3つです。
3つの中でも「ゆりかご」は最高でした。
全体的にピアノ伴奏が多くて、どれも雰囲気が良くて素晴らしかったです。
挿入タイミングも文句なしの出来だったと思います。
特に『夜明けを運ぶ風』はタイミングが反則でした(苦笑




■ システム 80点
選択肢は分校と本校でかなりの差異が見られました。
本校は両手で数えられる程度しかなく、早い段階で個別ルートに突入しますが、分校は比較すると割りと多め。
また、分校のみ各章ごとに次回予告などの演出が見られました。

スキップは割りと鈍足でしたが、作風からそこまで気にする必要はないかと思われます。
セーブは100箇所用意されていましたが、そもそも選択肢がそれほど無いので、そこまで必要ないかと。
クイックセーブが装備されていたのは便利でよかったです。

総合的に見てもシステムは平々凡々。
特に不便な点はなく、割と軽めなので使いやすかったです。



■ 総合 88点
もう個人的に名作決定です。
今までプレイした中でも1、2を争う面白さでした。
本校ルートより多少見劣りしがちからか、分校の評価が周囲ではイマイチなのですが、個人的にはあくまで「本校より」という印象であって、分校は分校で十分良作となりうる出来かと思われます。
特に邑那シナリオは思いのほか丁寧に作られていて非常に良かったと思います。
ただ、あくまでも自分の中ではみやび・梓乃が2TOPですので、このあたりは譲れないですが(苦笑

全体的に見てもシナリオのみに関わらず、どれも高水準でまとまっているため、非常に満足のいくものだったと思います。
あえていうなら、リーダさんと鏡花を攻略したかったです(切実
PULLTOPの方ではFDを作るつもりはないそうですが、是非とも発売を願うばかりです。

という訳で、胸を張ってオススメだと豪語できる作品ですので、未プレイの方には是非ともプレイしていただきたいです。

みやびちゃんぷりちー♪









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[ 2008/07/29 00:34 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(4)

『絶対★妹至上主義!!』レビュー 

【絶対★妹至上主義!!】
絶対★妹至上主義!!


【ブランド】 脳内彼女
【原画】  結城しん・遊月ことな
【シナリオ】  影花・蒼夜・結月
【ジャンル】 妹によるHなイタズラ満載AVG
【発売日】 2007年1月26日

【備考】
主題歌(Full.ver)と体験版はOHPでDLできる


脳内彼女




■ Story~ストーリー~
女系家族に生まれた主人公は姉妹たちにないがしろにされ、苦難な幼児期を送る。
やがて、就職や進学で姉たちが家を出て行き、主人公にも安らかな日々が訪れるようになる。
唯一家にのこった妹の湊(みなと)のガサツさにため息をつく時もあるが、
自堕落にも楽しい日々を過ごしていた。

しかし、転機は突然やってきたー

春休みを迎え、父が引き取った妹、海音(あまね)が現れる。
主人公は大人しい海音を歓迎するが、彼女は主人公を前世の恋人と呼ぶ電波系だった。
しかも、主人公がもっとも苦手とするしっかりものの妹、円(まどか)が家に帰ってき
て、
家庭内の決定権を奪われててしまう。
そして一緒に過ごしていた妹の湊は、もともと主人公のことをナメていた。
しかも、幼なじみのゆかりまでもが、友里家に押しかけてくる始末。
主人公は幼児のころの体験と女性経験の少なさのせいで、女である妹たちにきつくあたることが出来ない。
だが、これでいいわけがない。

家庭内の力関係がますます微妙になってきたところで、妹達を見返してやろうと主人公は
兄の威厳を復活を画策する。

今ここに、妹たちに対するお兄ちゃんの革命が始まった!!



■ キャラクター  85点


円cg
・友里 円(ともさと まどか) CV.カンザキカナリ
真面目でしっかりとした優秀な妹。
主人公に対する呼称は『兄さん』。
個人的につるぺた&ツインテとルックス的にはかなりツボでした。
真面目な性格も意外にマッチしていていい感じです。
ただ1つ気がかりなのは声優さんがミスマッチということですね。
とにかく全くと云っていいほど声がキャラに合ってません。
また、合わないだけならまだしも下手すぎという印象も持ちました。
呂律がどうもおかしく、会話分で消える音があることがしばしば・・・。
この点だけはどうにも戴けなかったです。

余談ですが、「兄さんが他の妹に手を出さないように~』と云って、フェラなどをせまるのはやっぱりエロゲーだなぁ・・・、と実感しました(笑)


湊cg
・友里 湊(ともさと みなと) CV.金松由花
ガサツな妹。
主人公に対する呼称は『兄貴』。
個人的にかなりツボに入ったヒロインです。
他作品ではあまり見かけないタイプで新鮮でした。
そのガサツっぷりもかなりのモノなので必見です。
そして、もっとも注目するべき点は声優さんの演技ですね。
もう素晴らしいの一言に尽きます。
本当に上手いです。
よくもまぁ、ここまでガサツぷりを演じきったなぁ、と。

ちなみに意外と芯はしっかりしてて、ある意味この作品で一番大人かもしれないです。



海音cg
・友里 海音(ともさと あまね) CV.岩泉まい
電波な妹。
主人公に対する呼称は『お兄様』。
抱いているぬいぐるみの名前は『伯爵』。
電波設定は実は演技という侮れない妹。
ちなみに実は黒キャラです。
物語のキーマンというだけあって、一番見せ場が多いかも。
他ルートでも存外無く関わってきて、主人公に迫るので、このゲームの本質は彼女にあると云っても過言ではないかと。
精神的に多少病み気味で“ヤンデレ”というカテゴライズが出来ないこともないかと思われます。



ゆかりcg
・霧崎 ゆかり(きりざき ゆかり) CV.春日アン
親友の妹。
主人公に対する呼称は『兄さん』。
だが実の兄に対しては『信彦』と呼び捨てします。
世話焼きで主人公を何かと気にかける。
主人公に対していかにもな感じの好意を抱いて、さりげなくアプローチをかけるのはGoo。
海音と主人公を巡って対峙する場面が多数あり。
しゃべり方が特徴的で、著しく起伏が少ないです。
その分シリアスな場面などでは拍車がかかり、より感情的な印象が強くなります。


・友里 信一(ともさと しんいち)
この作品の主人公。
とにかくヘタレで鬱陶しい印象が強かったです。
グダグダとした言い訳とかは軽く殺意が芽生えます。
また、お約束の鈍感主人公な訳ですが、こちらも度を越しているため眉間にしわが寄りました。
結論的に云えば、ダメ主人公。
3枚目キャラのゆかりの兄の信彦の方が男らしいです。


【総合】
全体的に個性が強く、キャラクターのレベルはかなり高いです。
中でも湊は本当に新鮮でなおかつ声優さんがものすごく上手いのでオススメ。
また、海音も僕の様にちょっとMッ気があると好きになるかも。



■ シナリオ  75点
全体的にとんとん拍子に物語が進んでいくので、取っ付きやすいものに仕上がっています。
ギャグなども多く散りばめられ、非常にテンポが良い印象が強いです。
ギャグに関しては、無駄にパロなどが使われておらず、読み物として勝負を挑んできた点には好感を覚えます。
ただ、そのギャグも終盤は少し失速気味に。
しかし、それなりに話も面白いのでそこまでは気にならないです。
また、ヒロイン視点での進行が挟まったのもよい効果が見られたと思います。

残念な点といえばやっぱり主人公かなぁ・・・、と。
ルートによりますが、主人公の行動にイライラさせられる場面は少くないです。
その点を我慢できれば、それなりに良作と成り得る出来かと。

シナリオの内容的には王道的な印象が強いです。
ただ、それでもキャラの魅力を十二分の表現できているのでその辺りは心配ないかと思われます。
個人的に少し気になったのは、湊ルートの際に好き合うまでの過程が微妙に解り難く、気づいたら好きあってた状態になってしまったのが残念でした。

また、
>家庭内の力関係がますます微妙になってきたところで、妹達を見返してやろうと主人公は
兄の威厳を復活を画策する。

この大元の主題があまり活かせていなかったのも少し残念です。
と、云うのも結局あまり行動はみられず、始終押されっぱなしでしたので・・・。


えっちな場面は中々マニアックな表現が多かったです。
また、元々のコンセプト通り受けシチュが多いので好きな人にはたまらないかも・・・。

■ 演出  80点
演出はとにかく見事でした。
まずは立ち絵のバリエーション。
キャラクターの表情がセリフに合わせてころころと換わるため、見ていて飽きないですし、何より感情を掴みやすいです。
この使い分けは見事。
デフォルメも数は少ないですが、挿入タイミングはバッチリだったかと思います。



■ グラフィック 75点
基本的には立ち絵・1枚絵ともに中々の仕上がりでしたが、どうにも絵崩れしてるものがチラホラ。
そのムラだけがどうにも気がかりでした。



■ サウンド 75点
主題歌・BGMともになかなか良かったです。
BGMは場面場面の雰囲気にしっかりと合っていて十分及第点に達しているかと。
個人的にBGMのhigh&lowがかなり気に入ってます。
あとはメニューで流れるOPのイントロがかなり根強く脳内再生されてます(笑)





■ システム 60点
大雑把でお世辞にも使いやすいとはいえないシロモノです。
スキップの使い勝手も良くなかったですが、何よりクイックセーブ&ロードがなかったのが、選択肢がそこそこ多いのできつかったです。



■ 総合 75点
新規ブランドの処女作としては十分な出来だと思います。
シナリオも中々に寝られている上に、コミカルな雰囲気はユーザーを思いっきり引き込んでくれますね。
キャラクターの魅力も見事でしたが、それを演じた声優陣に乾杯です。(弱冠気になる方も居ましたが)
ただ、やっぱりグラフィックとシステム面がどうにも足を引っ張った印象があるので、次回作の『幼なじみはベッドヤクザ!』でどう改善されているか楽しみです。
総合的に見ても普通に良い作品でしたので、機会があれば是非に








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[ 2008/06/23 20:31 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(10)

『つよきす2学期』体験版レビュー 

『つよきす2学期』WEB体験版レビュー
タイトル画面



と、いうことで本日はきゃんでぃそふとの最新作で、4月25日発売予定の『つよきす2学期』の体験版をプレイしたので、簡単なレビュー記事を書いてみようかと思います。
管理人が感じたことをそのまま書き表すだけなので、意見の食い違いが生じるのは当然のことです。
そのあたりを踏まえて、ご覧になってくださると嬉しいです。


【概要】
所要時間は約3時間程度。
内容は 冒頭~瀬麗武を生徒会に と、共通ルートの途中まで。
要領は約377MB。
ファイル形式はLZNファイルで解凍式です。




【キャラクター】
まずは、前作のヒロイン・サブキャラについて簡単に述べていこうかと思います。


【対馬 レオ(つしま れお)】
本作品の主人公。
今作では前作より多少冷めた印象が強いです。
続編モノということで、どうしても前作と比較したような見解になってしまうんですが、やっぱりどこか違う感じがします。
体験版の時点では、優柔不断なところなど多少ヘタレてますが、前作のような熱い奴になることを期待。


【鉄 乙女(くろがね おとめ)】 CV.青山ゆかり
こちらは前作と比較しても違和感は無かったです。
相変わらずおにぎりが好きで、頼りになるお姉ちゃんです。
それよりもバストが85に成長とな・・・?(フカヒレ談)



【蟹沢 きぬ(かにさわ きぬ)】 CV.金田まひる
通称カニ。
相変わらずなバカです。
前作同様に物語の盛り上げ役の1人をしっかりと果たしてくれています。
個人的にこのノリは満足です。
あと、立ち絵のグラのキャップが個人的に萌えました。



【椰子 なごみ(やし なごみ)】 CV.海原エレナ
体験版の時点では出番は少なめ。
ただ、前作の様にまだ夜の街を徘徊しているシーンがあったんで、今回も天王寺さんがシナリオに関わってくると思われます。
デレなごみんのギャップに期待です。


【霧夜 エリカ(きりや えりか)】 CV.北都南
“姫”の愛称で呼ばれる竜名館学院生徒会長。
その奔放振りは今回も健在です。
やっぱりおっぱい星人ですね。
相変わらずよっぴーとは仲がいいです。



【佐藤 良美(さとう よしみ)】 CV.草柳順子
通称よっぴー。
攻略キャラは5人ということなので、攻略対象は瀬麗武・乙女さん・カニ・なごみん・姫の5人とみて間違いないと思うので、おそらく分岐または、サブ扱いになるかと。
やっぱりどこか黒さを感じますね。
個人的にはやっぱり攻略対象にして欲しいです。


【近衛 素奈緒(このえ すなお)】 CV.山田ミライ
こちらもよっぴー同様、分岐またはサブの扱いになるかと。
体験版での登場シーンはわずかにワンシーンで印象は薄かったです。
口癖の『トサカにくる』が聞けただけで僕は満足です。


【大江山 祈(おおえやま いのり)】 CV.まきいずみ
おとぼけ先生です。
服装が色気があって可愛かったです。
土永さんも相変わらず饒舌でした。
以上。


【鮫氷 新一(さめすが しんいち)】 CV.間寺 司
通称フカヒレ。
やっぱり今回も一番の盛り上げ役です。
とにかく痛い。
やっぱりコイツがいなきゃつよきすって感じがしないですね。
今回も相当魅せてくれます。
とりあえず前作のノリを失ってなくて安心しました。


【伊達 スバル(だて すばる)】  CV.藤 景吾  
やっぱりカッコイイですね。
言動にも男らしさを感じますし、立ち絵のグラもマジでカッコよかったです。
そして今回も「ナイスブルマ」を聞くことができたことに感涙しました。


【橘 平蔵(たちばな へいぞう)】 CV.比留間京之介
人外な濃いオッサン。


【その他モブキャラ】
全体的に違和感は無し。
相変わらずのモブっぷりです。
それにしても、洋平ちゃんに13人目の妹ができるってのは、、、、、。



と、いった感じで割と好印象でした。
そもそもの出来上がったキャラクターを動かすのは難しいと思いますが、イメージを壊さずしかっりと
活かしていたと思うので個人的には及第点。
あとは、新キャラについて


【橘 瀬麗武(たちばな せれぶ)】 CV.さくらはづき
近作の新ヒロイン。
性格が弱冠乙女さんの印象が強いので、個性が出てない感じが強かったです。
ただ、この体験版の時点ではそれほど言動が多くないので、今後どうなっていくのは期待が大きいです。
この、新ヒロインがどう物語に携わっていくのか見物ですね。


【霧島 あかり(きりしま あかり)】 CV.青山ゆかり
とりあえず今はなんとも云えません。
解ったことは男が嫌いってことくらいですかね?
あと2-Aの担任だそうです。


【橘 幾蔵(たいばな いくぞう)】 CV.陳幻斎
瀬麗武の父親にして館長の兄。
やっぱり濃いオッサン。



【絵】
対馬ファミリー


原画担当が変更されたにも関わらず、最初は多少違和感を感じたものの、プレイしているうちに気にならなくなるレベル。
コピーの精度は高いです。
個人的な意見としては、コピーもいいけどせっかく違う人が描くんだからそれなりに個性が出ても良かったんじゃないかな?とは思いました。



【システム】
問題ないレベルで快適なプレイができる環境かと。
特に特筆すべき点がないのも事実ですが。



【演出】
前作より立ち絵の効果が豊かになりました。
特にカニっちがよく動きますが、瀬麗武の登場時にカニが吹っ飛ばされるシーンで、カニが画面上をくるくると回っていたのはシュールでした。



【BGM】
旧BGMもしっかりと取り入れられ、懐かしい感じでいっぱいでした。
新BGMも雰囲気作りにはちゃんと貢献しており、こちらもほぼ満足のいくレベルでよかったと思います。



【シナリオ】
ライター変更ということで、非常に不安だったシナリオ面ですが、十分に及第点には達していたと思います。
他人の作ったキャラクターを動かすのは非常に難しいことかと思いますが、それなりに上手く動かせていたかと。
物語は9月終盤からの開始で、この体験版の時点では日常シーンが主でした。
相変わらずノリの良いアップビートな展開で始終飽きることなくプレイできます。
ギャグもそれなりに勢いがあり、楽しむことが出来ました。

この体験版では、瀬麗武を生徒会に入ようとする場面で終了します。
おそらくですが、共通ルートの途中までかと。



【ギャグ】
カニ


相変わらずフカヒレ・カニを筆頭に笑わせてくれます。
フカヒレは前作と同じノリの痛々しさが出ていてホント安心しました。
ライター変更で一番不安だったのはここだったのですが、あまりに気にならなかったんで良かったです。
ただ、多少劣化した気は否めないですが、及第点には十分なレベルでした。



【前作とのリンク】
とりあえず前作の雰囲気を壊さぬようという努力の跡が見られて好感触ですね。
朝のニュースネタ・マダム(カニの母親)との朝のやり取り・カニの起こし方etcなどは非常に懐かしい感じもしました。

乙女さん

また、CGも前作と同じ構図のモノがいくつか見られ、こちらもまた懐かしかったです。




【総評】
十分に及第点に達しています。
前作のノリのよさは十分に受け継がれていたので、笑いながらもサクサクとプレイできました。
キャラクターのイメージもしっかりとしていて、ライター・原画変更ということですが、ほぼ問題なかったです。
あとは、新キャラクターも上手く動かしてくれると良いですね。

個人的な見解としては、十分に買いに値するレベルかと。
とりあえずタイトル負けしない作品に仕上がることに期待です。





と、いうことでもともとレビューの類はあまり得意でなく、こんな簡単なモノになってしまいましたが、ご勘弁願います(苦笑
とりあえず予想してたより面白かったんで、これは期待できそうです♪




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[ 2008/03/25 23:59 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(10)









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